
日・ウルグアイ外相会談
平成24年11月7日
本7日午後6時半から約30分間,玄葉光一郎外務大臣は飯倉公館において,外務省賓客として来日中のルイス・レオナルド・アルマグロ・レメス外務大臣(H.E. Mr. Luis Leonardo ALMAGRO LEMES, Minister of Foreign Affairs of the Oriental Republic of Uruguay)と会談を行い,引き続き夕食会を行ったところ,概要以下のとおりです。
- 冒頭,玄葉大臣から,高い文化・教育水準を誇り,貿易・投資の活性化にも力を入れているウルグアイとの協力・連携を強化したく,今回の来日により対日理解を更に深められることを期待する旨述べたところ,アルマグロ外相より今次訪日招へいに感謝する旨の発言がありました。
- 先月末の投資協定予備協議の結果を踏まえ,日・ウルグアイ間の投資協定締結に向けた正式な交渉を開始することにつき,両外相間で一致しました。
アルマグロ外相からは,投資協定締結により,日本からの投資が一層拡大されることへの強い期待が表明されました。玄葉大臣からは,ウルグアイが従来から南米の中で自由で開かれた貿易・投資を促進していることを評価し,引き続き良好な投資環境維持のためウルグアイ側の配慮を期待する,また,ウルグアイをメルコスールへのゲートウェイとして重視しており,メルコスールの中で自由で開かれた貿易・投資が進展するようウルグアイの今後の役割に期待する旨述べました。
- また,両外相は,明2013年に水銀条約を「水俣条約」として成立させるべく,両国間で協力していくことで一致しました。
- その他,両外相は,国連改革及び国際機関における協力,中南米情勢,現下の日中関係,北朝鮮の人権状況等につき意見交換を行いました。
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