報道発表

ポスト2015年開発目標に関するハイレベルパネル第2回会合の開催及び菅前総理大臣の参加

平成24年10月26日
  1. 10月31日から11月2日まで,ポスト2015年開発目標に関するハイレベルパネルの第2回会合が開催されます。我が国からのパネルメンバーとして,菅直人前内閣総理大臣が,本年9月に行われた第1回会合に引き続き,本会合に参加します。
  2. 本ハイレベルパネルは,潘基文(パン・ギムン)国連事務総長のイニシアティブにより本年7月に立ち上げられ,現行のミレニアム開発の達成期限である2015年より先にどのような国際開発目標を掲げるのか(ポストMDGs)について議論を行うものです。第2回会合では,家計レベルの貧困の克服に焦点をあてて意見交換が行われる見込みです。
  3. 日本政府は,菅前総理大臣によるポストMDGs策定に向けた国際社会の議論への貢献を積極的に支援していきます。

(参考1)ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals)
1990年代に開催された主要な国際会議等で採択された国際開発目標や,2000年9月の国連ミレニアム・サミットで採択された「国連ミレニアム宣言」を統合し,開発分野における国際社会共通の目標として2001年にまとめられた。8つの目標(極度の貧困と飢餓の撲滅や,乳幼児死亡率の削減等)の下,21のターゲットと60の指標を設定。2015年が達成期限。

(参考2)ポスト2015年開発目標に関するハイレベルパネルについて
本件パネルメンバーは,国連加盟国政府,民間セクター,学識者,市民社会活動家らから,地理的な及び男女のバランスに適切な配慮をして選ばれており,個人の資格でパネルに参加し議論を行うこととなる。我が国からは,菅直人前内閣総理大臣がパネルメンバーとして,本年9月25日にニューヨークで開催された第1回会合に参加した。

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