
サモアのWTO加盟に関する玄葉外務大臣祝辞の発出
平成23年12月19日
12月15日(木曜日)から17日(土曜日)まで,ジュネーブで開催された第8回WTO定例閣僚会議において,サモアのWTO加盟の署名式が行われ加盟が承認されたことを受け,玄葉光一郎外務大臣から,トゥイラエパ・ルペソリアイ・ネイオティ・アイオノ・サイレレ・マリエレガオイ・サモア首相兼外相(Hon. Tuilaepa Lupesoliai Neioti Aiono Sailele Malielegaoi,Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of Samoa)に,概要以下の祝辞を発出しました。
- 我が国が,WTO作業部会の議長としてサモアの加盟交渉を推進出来たことは光栄。
- サモアがWTO加盟国として,今後,我が国とともに多角的貿易体制の維持・強化に取り組むことを確信。
- 本年3月の東日本大震災の際の,サモアからの多大な義援金等に対して深く感謝。
- 2012年5月に沖縄で開催される第6回太平洋島・サミットに向けてサモアと緊密に協力したい。
(参考)
- 今後,サモアは批准手続を経て,遅くとも2012年7月中旬までには正式なWTO加盟国となる予定。
- サモアは,東日本大震災の直後に,我が国へ10万米ドル(約800万円)の義援金を寄付。
- 太平洋・島サミットは,日本と太平洋島嶼国の絆を強めるため1997年から3年に1度,我が国で開催される首脳会議であり,第6回太平洋・島サミットは,2012年5月25日,26日に沖縄県名護市で開催予定。サモアのトゥイラエパ首相は,第1回サミットから太平洋・島サミットへに出席している唯一の首脳。