
松本外務副大臣とダイス第65回国連総会議長との夕食会
平成22年10月26日
本26日(火曜日)午後7時30から約2時間,松本剛明外務副大臣は,外務省賓客として訪日中のジョゼフ・ダイス第65回国連総会議長(Mr. Joseph DEISS)と,飯倉別館において夕食を交えて会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,松本副大臣より,来訪を歓迎したのに対し,ダイス議長より,日本の国連への多大なる貢献に感謝するとともに,国連総会議長としての最初の公式訪問地が日本になったことを喜んでいるとの発言がありました。
- 安保理改革について,松本副大臣より,国際社会の中で国連が有用性を高める観点からも安保理改革が必要である,国際社会において安保理改革について幅広い賛同を得るべく議論を進めていきたい旨述べました。ダイス議長より,日本の安保理改革についての立場はよく承知している,今後,加盟国間で緊密な協議を行っていくことが重要であるとの発言がありました。
- グローバルな課題への取組について,松本副大臣より,気候変動,MDGs(ミレニアム開発目標),人間の安全保障,核軍縮・不拡散,PKO・平和構築についての日本の取り組みについて説明するとともに,ダイス議長と連携していきたい旨述べました。ダイス議長より,日本の国連における活動を評価するとともに,更なる貢献について期待が表明されました。