
中曽根外務大臣へのボズワース米国政府北朝鮮政策特別代表の表敬
平成21年3月6日
- 本日(3月6日)、午後5時30分から30分程度、外務省において、中曽根大臣がボズワース米国政府北朝鮮政策特別代表の表敬訪問を受けました。
- 中曽根大臣は、オバマ新政権との間では、クリントン国務長官の来日、麻生総理の訪米もあり、よいスタートを切ったと考えている旨発言するとともに、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的解決を目指す中で日米関係が一層強化されるよう、緊密に日米で連携していきたい旨述べました。
- ボズワース特別代表は、北朝鮮問題は日米同盟にとって重要な課題であり、自分は日本との政策調整を重視している、今回日本側関係者から日本側の立場について直接かつ詳細な説明を受けることができた、完全な核放棄を実現するために六者会合を通じて努力を継続したい、日本にとっての拉致問題の重要性は良く理解しており共感している、引き続き拉致問題の解決に向けて協力したい旨述べました。
- また、双方は、北朝鮮のミサイル発射問題に関し、北朝鮮が発射を強行すれば安保理決議違反であるとの認識を確認するとともに、北朝鮮が地域の平和と安定を損なうような行動を行わないよう、引き続き北朝鮮に自制を求めていくことで一致しました。