談話
パキスタンにおけるテロ事件について(外務報道官談話)
平成25年9月23日
1 9月22日(現地時間同日),パキスタンのハイバル・パフトゥンハー(KP)州ペシャワルのキリスト教会において発生したテロによって多くの死傷者が生じたことに,強い衝撃と悲しみを覚えます。我が国は,亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに,御遺族に対し哀悼の意を表します。また,負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
2 このようなテロ行為は,無辜の人々を狙う許し難い行為であり,我が国は,これを断固として非難します。我が国は,あらゆる形態・目的のテロを非難し,いかなるテロ行為も正当化し得ないことをあらためて強調します。
3 我が国は,国際社会と協力しつつ,テロに立ち向かうパキスタン政府の努力を支援していく考えです。
(参考)
22日(現地時間同日),パキスタン北西部のペシャワルのキリスト教会で爆発があり,78名が死亡,100名以上が負傷した模様。教会には日曜礼拝のため数百名の信者が集まっており,「パキスタン・タリバーン運動(TPP)」の一派が犯行声明を発出した。