談話
エジプト・マンスーラでの爆発事件について(外務報道官談話)
平成25年12月24日
1.12月24日早朝(日本時間24日午後),エジプト北部の都市マンスーラの治安機関の建物で爆発が発生し,死傷者が発生したことは極めて遺憾であり,負傷者及びご遺族の方々に心からお見舞いを申し上げます。
2.テロはいかなる理由においても正当化できず,我が国は,あらゆる形態のテロリズムを断固として非難します。
3.我が国は,エジプトの治安が早期に安定し,諸勢力が幅広く参加する形で政治プロセスが進展することを期待します。
(参考)
24日早朝(日本時間24日午後),エジプトの北部の都市マンスーラの治安機関の建物の内部及び付近で爆発が発生,保健省によれば少なくとも14人が死亡,約200人が負傷した。ベブラーウィー暫定政府首相は,これは人々に恐怖心を抱かせ,ロードマップを妨害しようとするテロ行為であり,国家としてこの行為を実施・計画・支援した犯罪者を全力で捜査するとの声明を発した。現時点で犯行声明は出ていない。
なお,日本時間24日夕刻時点で在留邦人に被害等が出たとの情報はない。