記者会見

茂木外務大臣会見記録

(令和8年10月27日(火曜日)10時45分 於:本省会見室)

(動画)茂木外務大臣会見の様子

冒頭発言

(1)モンゴル東部での火災への支援

【茂木外務大臣】私から、まず2点。
 1点は、モンゴルでの火災への支援についてであります。
 10月8日(木曜日)、モンゴル東部ドルノド県で発生した草原火災について、日本政府としても、被害の大きさを深刻に受け止めており、モンゴル国民の皆さんに、心からお見舞いを申し上げたいと思います。
 日本政府として、本日午後、森林・自然環境保護分野のJICA専門家をモンゴルに派遣することといたしました。今後、派遣する専門家からの報告も踏まえつつ、外務省として、モンゴル政府とも緊密に意思疎通しながら、モンゴルに必要な機材の供与や、火災復興・環境回復分野での人材育成等、被害地域の回復にも資する協力をパッケージとして行っていく考えです。

(2)G20外相会合出席

【茂木外務大臣】もう一点、私のG20出張についてです。
 10月30日(金曜日)、31日(土曜日)に米国でG20外相会合が開催されます。諸般の情勢が許せば、私もこの会合に出席するため、アトランタに出張する予定であります。
 主要先進国及び新興国を擁するG20は、世界のGDPの約8割を占め、国際情勢及び国際経済の安定に向けて重要な役割を担っております。今回の会合では、中東、ウクライナ、インド太平洋を始めとする地域情勢や、エネルギー安全保障、サプライチェーンの強靱化といったテーマについて議論をする予定でありまして、日本の立場や取組について、しっかり発信をしたいと考えております。
 また、その機会に、日米豪印外相会合や各国との外相の会談も行い、同志国及びグローバル・サウスの国々との連携も更に深める機会にしたいと考えております。

質疑応答

ロシアにおける邦人拘束事案(領事面会の実施)

【北海道新聞 吉田記者】在ロシア日本大使館職員が、26日、ロシア当局に拘束されている邦人と領事面会を行ったと外務省が発表しました。健康状態に問題はないとのことですけれども、領事面会が実現したことへの政府の受け止めと、今後、ロシア当局にどのような働きかけを行っていくか、お考えをお聞かせください。

【茂木外務大臣】現地時間10月13日に、ユジノサハリンスクで拘束された後に、モスクワに移送された1名に関して、昨日、日本時間の10月26日21時過ぎから、在ロシア日本国大使館による領事面会を行ったところであります。まず、領事面会は一刻も早くということで進めておりましたので、領事面会ができたということは、その第一歩と考えております。
 拘束されている邦人の方の健康状態に問題はないことを確認いたしました。食事もしっかり取れているということでありました。
 今後、日本政府として、ロシア政府に対して、邦人の即時解放、人道的配慮、そして公正・公平な取扱いを強く求めていくことを含めて、邦人保護の観点から、全力で取り組んでまいりたいと考えています。

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