記者会見

河野外務大臣臨時会見記録

(平成31年2月21日(木曜日)22時54分 於:本省中央玄関ホール)

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冒頭発言

【河野外務大臣】 アメリカのポンペオ国務長官と,最新の米朝の交渉状況,それから,昨日でしたか,安倍首相とトランプ大統領との電話会談といったものを踏まえて,電話会談を行いました。米朝の二回目の首脳会談に向けて,拉致問題あるいは核ミサイル問題についてすり合わせを行ったところでございます。拉致問題については昨日の首脳会談での話を受けて外相間でもすり合わせをやらせていただきました。
 27,28のサミット後,速やかに電話会談をもう一度行うと同時に,可能ならば,さまざまな今後の取り組みについて話をするために,日米の外相会談を行うということにいたしました。私からは以上です。

質疑応答

【記者】北朝鮮の非核化をめぐっては,大臣からポンペオ長官にはどんな話をそして,向こうからはどのような話がありましたでしょうか。

【河野外務大臣】非核化あるいはミサイルの問題については,もうこれは安倍・トランプ,あるいは私(大臣)とポンペオ長官,あるいは外務省・国務省のさまざまなレベルで断続的に話をしておりますが,核及び,失礼,核だけでなく生物兵器・化学兵器を含む大量破壊兵器のCVIDとあらゆる射程のミサイルのやはり廃棄にむけて,日米間ずっと連携をしておりますので,方向性としてぴったり合っているということであります。

【記者】確認で。米朝首脳会談が終わった後,速やかに日米で電話の外相会談を行うと。それと,会ってもやるということなんでしょうか。

【河野外務大臣】おそらく直後に電話で首脳会談が行われると思いますが,外相間でも電話会談を速やかにやろうということと,そのハノイでの結果を受けて,必要なら外相会談をやるということでございます。

【記者】北朝鮮側が求めている制裁の緩和についても,アメリカと日本で考え方は一致しているのでしょうか。

【河野外務大臣】そこは,ずれがありません。

【記者】拉致問題に関してなんですけれども。昨日安倍総理がトランプ大統領との会談の中で,かなり拉致問題について話したということなんですけれども,大臣と長官の間でも,やはりきちんと提起するということの確約をとれたということだったんでしょうか。

【河野外務大臣】昨日の首脳会談を受けて,外相間でも今回での取組みについて話をいたしました。

【記者】韓国も含めた三ヶ国の連携については,どんな話をされたんでしょうか。

【河野外務大臣】今日は主に日米間,時間も限られておりましたので,北朝鮮,このハノイの問題,あと若干その他の話もありましたが,日米の問題でした。

【記者】終わってから可能ならば,日米で直接会ってということですけれども,外相間で,そこに韓国側が入るという話もあるんでしょうか。

【河野外務大臣】とりあえず日米ということを想定して話をしました。

【記者】日米韓でやる必要というのは。

【河野外務大臣】それはもう,たびたびやっておりますから,必要なら日米韓をやるというのは,康長官を入れて3人の共通認識だと思います。だから日米韓をやる中で日米をやるということだって,充分にありえると思いますので。必要なら日米韓やるというのは,これは3人の共通認識だと思います。

【記者】第一回の米朝首脳会談の後には,直後に日米韓の外相が集まった。その時と今と,何か状況が違うのでしょうか。

【河野外務大臣】日本側は予算の問題があります。そこは国対とも,ちょっと話をしなければいけないのかなと思っていますが。韓国側は,3.1で長官が動けないという話は聞いていますので,そこが前回と,直後にどこかで集まってというのは,日本,韓国それぞれの事情でできないということであります。

【記者】今日はポンペオ長官は,首脳会談には同席されるということは,おっしゃられていたんでしょうか。

【河野外務大臣】そこについての話は,ありませんでした。

【記者】確認ですけれども,CVIDがなければ,一切の制裁の緩和等,北朝鮮に対する何らかの譲歩はないということは,一致しているんでしょうか。

【河野外務大臣】先ほども申し上げたとおりです。

【記者】大臣から制裁緩和について,どのような発言をされたのでしょうか。

【河野外務大臣】これは毎回さまざまなレベルで話をしておりますので,特にここで何か変えたということはありません。今までの方針の確認であります。

【記者】今回の電話は,何分間だったか。

【河野外務大臣】20分弱,15分強だと思います。すみません。あとで聞いてください。

【記者】今行われているビーガンさんとキム・ヒョクチョルとの実務者協議自体は,順調に進んでいると理解していいんでしょうか。

【河野外務大臣】内容について,当事者ではない日本から何か言うべきではないと思います。

【記者】CVIDという大きな方向性が一致しているということですが,そのプロセスについても一致しているということでしょうか。それとも相応の措置等,北朝鮮が求めているものについては,若干違いがある。

【河野外務大臣】この点については,日米一致していると思っていただいていいと思います。

【記者】すみません,米国側から,ポンペオ長官から,連絡事務所の開設について,とか,終戦宣言の話題について,何かありましたでしょうか。

【河野外務大臣】今,米朝間でどういうことが話し合われているかというのは,当事者ではない日本から申し上げるのはあまり適切ではないと思います。

【記者】トランプ大統領が,今回の2回目の首脳会談で最後ではないという趣旨の発言をされていますけど,日米の外相の間では今回の27,28日の位置づけ,その後も続けていくという見通しも含めて,どう考えておられるのでしょうか。

【河野外務大臣】トランプさんがそういう発言をされたことは聞いていますし,ここでプロセスが終わるわけではないと,要するに27,28日のハノイで,はい,全部終わりということではなくて,プロセスは,核の廃棄にしろミサイルの廃棄にしろ時間がかかるわけですから,2日で全部ができるということはありえませんので,当然にこの後もプロセスは続くということだと思います。

【記者】その過程でもし必要であれば3回・・・

【河野外務大臣】そこは,予断をもって申し上げるべきではないと思いますが,少なくとも,この米朝のプロセスは続くわけで,日本としては後押しをしっかりするということは昨日も総理からトランプ大統領に申し上げたとおりです。

【記者】今回は電話会談の中で,日韓関係についてポンペオ長官から何か言及があったでしょうか。

【河野外務大臣】全くありません。

【記者】今回,トランプ大統領訪日についての話というのは出たんでしょうか。

【河野外務大臣】出ました。

【記者】差し支えなければ紹介していただけますか。

【河野外務大臣】差し支えがあるので,そこまでにしたいと思います。

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