記者会見

【日本テレビ　菊池記者】沖縄ですけれども、嘉手納以南の返還計画、米国との調整が続いていると思いますが、これの進捗状況についてお聞かせください。

【岸田外務大臣】引き続き、今、鋭意協議・調整を続けている最中です。できるだけ、この作業を急がせたいとは思っていますが、引き続き作業は続いています。

【日本テレビ　菊池記者】今週末に何らか発表されるという方針でよろしいでしょうか。

【岸田大臣】作業を今進めていますので、 いつの時点で結論が出るのか、まだ予断は許されないと思っています。ですので、いつ結論が出るのか、いつ発表をするのか、これにつきましては現時点では何も決まっておりません。

【日本テレビ　菊池記者】閣議前に関係閣僚で話し合いが持たれたと思うのですけれども、スケジュール等については具体的な申し合わせはあったのでしょうか。

【岸田大臣】作業について、今申し上げたように まだ調整が続いている、協議が続いている、こういった現状については報告がありました。
　この行方を見なければその先のことは何も決まらない。こういった状況について確認が行われたということです。

【日本テレビ　菊池記者】報道では普天間返還に関して年限を切って内容を盛り込むのではないかというように流れていますけれども、 ここら辺の年限を切るかどうかについては、どのような調整が進んでいるのでしょうか。

【岸田大臣】内容については、今、全体の協議が進んでいますので、全体として確定するまでは申し上げるのは適切ではないと思っています。
　いずれにしましても、これは日米首脳会談で早急に進めるということが、日米の首脳間で一致した課題ですので、できるだけ早期に作業を進めなければいけない、こうした認識で今努力をしています。

【NHK　大谷記者】明日、官房長官が沖縄に行かれますけれども、今朝の関係閣僚会合では長官の沖縄訪問での言いぶりといいますか、そこを調整したということでよろしいのでしょうか。

【岸田大臣】官房長官が沖縄に行くということについては話が出ていました。言いぶり等、内容については特段確認をしたとか、やり取りをしたということはありません。
　知事に会うということは聞きました。しっかりとした信頼関係を醸成していく、こうしたことで努力をしていくことだと理解しています。

【朝日新聞　山岸記者】大臣が嘉手納以南がまとまった後に沖縄を訪問するという話もありますけれども、今のところ計画というのはあるのでしょうか。

【岸田大臣】何も決まってないです。まずは計画の中身を詰める、発表するのが先決です。そこから先のことは何も決まっていません。