記者会見

河野外務大臣臨時会見記録

(平成31年4月1日(月曜日)12時30分 於:本省大臣接見室前)

冒頭発言

【河野外務大臣】新しい元号が発表されたことを受けまして我が国が承認をしている195か国並びに国際機関に新しい元号について通知をしたところでございます。今後,この新しい元号の意味などについても順次お伝えをしていく,そういうつもりでおります。私からは以上です。

質疑応答

【記者】先ほど新しい元号が発表されまして,大臣ご自身は聞いて,第一印象いかがでしたでしょうか。

【河野外務大臣】新しい元号が発表されましたが,今しばらく平成の時代は続きます。今上天皇が先の式典でも仰られたように,この平成という時代が我が国にとって戦争のない,そういう時代で終われるように努力を引き続きしていかなければならないと思いますし,これは次の時代になっても同じように努力をしっかりとしていかなければならないと思います。

【記者】令和という言葉の印象についてはいかがでしょうか。

【河野外務大臣】個人的に何か申し上げるべきものではないと思います。

【記者】先ほど全閣僚会議が開かれましたけれども,この中で大臣から何かご発言をされたのでしょうか。あるいか他の方からどういったご意見があったのかをお願いします。

【河野外務大臣】官房長官の発表のとおりでございます。

【記者】冒頭のご発言の中で,承認している各国に対して通知は終わって,今後意味なども伝えていくということですが,どのような場面で,またどういったふうに説明なさるお考えなのでしょうか。

【河野外務大臣】外交ルートを通じて,我が方の在外の大使館から政府,あるいは各国の在日の大使館,双方通じてそうしたことをやっていきたいと思っております。

【記者】今回初めて万葉集,国書から採用されたということですけれども,それについて御所見ありますでしょうか。また複数案,今回示されたということだと思うのですが。

【河野外務大臣】官房長官のご説明のとおりです。

【記者】基本的なことなんですけれども,令和はRの表記で,アルファベット表記で各国に伝えているということなのでしょうか。

【河野外務大臣】日本語として,ら行はRを使っているというのが私(大臣)の認識です。

【記者】今回元号が決まって,来月に即位,それから一年間色々な行事が続いて外務省としても色々な場面で責任を持つ立場ですが,改めてそこに向けてどのように省内采配していきたいとお考えでしょうか。

【河野外務大臣】今日はあくまで元号が発表されただけであって,今しばらく平成の時代は続きます。外務省としては5月1日に新天皇が即位をされ,10月には即位の礼が執り行われますので,諸外国としっかりコミュニケーションをとっていきたいと思っておりますし,また各国から即位の礼にいらっしゃる皆様の接遇をしっかりやっていきたいと思います。

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