記者会見

茂木外務大臣会見記録

(令和元年10月8日(火曜日)17時10分 於:本省会見室)

日米貿易協定

【読売新聞 阿部記者】日米貿易協定についてお伺いします。署名式を終えて,今後与党の手続きに入りますけれども,国会への提出時期と,早期発効に向けた今後のスケジュール感について,大臣のご所見をお願いします。

【茂木外務大臣】日米両国の首脳は,それぞれの国内手続完了した後,署名を行って,これらの協定の早期発効で一致をしておりまして,我が国においても現在臨時国会が開かれております。国会でのご審議をいただいて,早期の発効を目指していきたい,こんなふうに思っております。

香港情勢

【共同通信 高尾記者】香港情勢についてお伺いします。香港政府は議会の手続きを経ず,デモ参加者がマスクで顔を覆うことを禁止する規則を制定するなど,デモの規制を強化しています。これに関連して米国のトランプ大統領は,事態が悪化すれば中国との貿易交渉に影響を及ぼす等と述べて,背後にいる中国を牽制しております。こうした中で,日本政府として人権問題の見地から中国に苦言を呈したり,あるいは対応の見直しを求めたりするというお考えはあるでしょうか。見解をお願いします。

【茂木外務大臣】私(大臣)から米中の貿易摩擦,貿易問題についてコメントする立場にはない,こんなふうに思っておりますが,昨今の香港情勢についてはデモ隊と警察等の衝突によりまして,多数の負傷者が出ていることを大変憂慮いたしております。自制と平和的な話合いを通じた解決を関係者に求めるとともに,事態が早期に収拾されて香港の安定が保たれることを,強く期待をしているところであります。
 香港,我が国にとっても緊密な経済関係,および人的交流を有するきわめて重要なパートナーでありまして,私(大臣)も今年1月に香港に行ってきたのですが,かなり日系の企業もありますし,それから日本人の方もたくさんいらっしゃるということでありまして,この自由で開かれた香港社会,日本を含むこの地域の繁栄にとってきわめて重要だと,こんなふうに考えております。
 中国に対しては,様々なレベルで引き続き一国二制度の下,自由で開かれた香港が繁栄していくことの重要性を指摘しておりまして,引き続き高い関心を持って情勢,これを注視していきたいと思っています。

【共同通信 高尾記者】今のに関連してなんですけれども,日本政府として現地にいる邦人の安全確保に向けた対策とか,留意されている点はあるんでしょうか。

【茂木外務大臣】香港には,先ほど申し上げましたが,多くの日本企業が進出をして多数の在留邦人が居住をしておりますことから,8月14日の危険情報発出を始め,これまで累次にわたって注意喚起を行ってまいりましたが,今月,10月4日のマスク禁止規則の制定を受けまして,直ちにスポット情報を発出をして,改めて注意喚起を行ったところであります。

即位の礼における韓国からの参列

【インディペンデント・ウェブ・ジャーナル 平井記者】昨日の報道では,22日の即位の礼に文大統領が参列しないという報道がなされておりますが,日韓双方で,そのことは了解されているのでしょうか。それから,もし大統領,もしくは首相などが訪日されれば,現下の両国関係打開のために,安倍総理との会談などを行われるということがあるのでしょうか。

【茂木外務大臣】即位礼正殿の儀のことについてお聞きだということですね。

【インディペンデント・ウェブ・ジャーナル 平井記者】はい。

【茂木外務大臣】よろしいんですね,それで。韓国政府からの参列者については,今決まっておりません。

中距離ミサイル配備

【インディペンデント・ウェブ・ジャーナル 平井記者】それから中距離ミサイル配備についてなんですが,米国から新規ミサイルの受け入れや配備に関して打診はないという説明を受けたという官房長官の発言がございましたけれども,外務省として,米国からそのような説明を受けたのかどうか,ご確認をいただきたい。

【茂木外務大臣】すみません。全体の脈絡で質問してもらえますか。確認できる情報について,きちんと丁寧に説明をしたいと思うんですけれども,何のどの件ということについて,きちんと質問してもらわないと,イエスともノーともお答えできませので,改めてお願いいたします。

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