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キッズ外務省2006・見学デー:開催報告

ご意見に対する回答

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 外務省では、8月23日(水曜日)と24日(木曜日)に、「キッズ外務省2006・見学デー」を開催しました。

 2日間のイベントには、応募をしていただいた人の中から抽選で選ばれた254名の小・中学生と保護者のみなさんが外務省を訪れました。

 イベントでは、「外務省の仕事」について、お話を聞いたり、世界と日本に関するクイズに挑戦したり、日本のポップカルチャーが今世界で大人気となっている様子をビデオで観たりしました。外国の大使館の人ともお話をしました。

(写真)「どんな一日になるか、わくわくするね。」
「どんな一日になるか、わくわくするね。」
(写真)会場には期待でいっぱいのみんなの顔が並んでいます。
会場には期待でいっぱいの
みんなの顔が並んでいます。
(写真)「はじめて、外務省の大きな国際会議場に入りました!」
「はじめて、外務省の大きな国際会議場に入りました!」

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 まず、平下国内広報課長から、外務省についての説明がありました。平下課長が、海外でいろいろな交渉をしたときの写真を交えながら、外交官の仕事について、「主に、相手の国との交渉、情報収集と分析、経済協力、邦人保護、日本の紹介などがあります。」と紹介しました。

 そして、「外交官になりたいと思う人もいるでしょうが、そのために小・中学生のみんなに今できることは、世界に興味を持つことや、自分の周りのことをもっと知り、そして自分の好きなことや勉強をしっかりすること」と述べました。

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 その後、世界と日本との関係についてのクイズがありました。

 意外なことが多くて、参加したみんなはびっくりしていました。

 全問正解者にはプレゼントの贈呈がありました。おめでとう!

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 そして、日本のポップカルチャー(アニメやJポップなど)や和食が海外で大人気になっているというビデオを観ました。質問コーナーでは、「日本の仲の良い国は?」「大使館と総領事館の違いは?」「日本はどんな国際支援をしていますか?」など、たくさんの質問がありました。

(写真)外務省の人に、普段から疑問に思っていた質問をぶつけちゃいます。「仕事をしていて、今までで一番楽しかったことと、つらかったことはなんですか?」
外務省の人に、普段から疑問に思っていた質問をぶつけちゃいます。
「仕事をしていて、今までで一番楽しかったことと、つらかったことはなんですか?」

 さて、みんなが楽しみにしていたのは外国の外交官のお話です。23日はインド大使館のアバガニ書記官とカナダ大使館のラフラム書記官、そして24日は南アフリカ大使館のリンゲラ参事官とオランダ大使館のペニンク参事官が、流ちょうな日本語でそれぞれの国について、写真や地図、ビデオなどを見せながらたくさんのことを教えてくれました。

(写真)インド大使館のアバガニ書記官

←インド大使館のアバガニ書記官
インドは、人口の半分以上が25歳未満のとても若い国で、経済発展がいちじるしいとお話がありました。

(写真)カナダ大使館のラフラム書記官

カナダ大使館のラフラム書記官→
カナダについて、自然や動物、食べ物の話までいろいろ教えてくれました。くまのプーさんはカナダ人(?)だそうです。

(写真)南アフリカ大使館のリンゲラ参事官

←南アフリカ大使館のリンゲラ参事官
風景や生活の様子を写真を見せながら紹介してくれました。 南アフリカは、南半球にあるので、日本と季節が逆なのです。

(写真)オランダ大使館のペニンク参事官

オランダ大使館のペニンク参事官→
オランダについて紹介した楽しいビデオを見せてくれました。「リュックサック」という言葉がオランダ語から来たこと、知っていましたか?

 参加者は、「楽しかった」と会場を後にしました。

 昨年行われた「キッズ外務省2005・見学デー」は1日間のみの開催でしたが多くの皆さんから参加の希望があったため、今年は2日間行いました。それでも、応募者全員を受け入れることができず、残念でした。このイベントは、また来年も開催する予定なので、外務省について知りたい人はぜひ応募してね!


「キッズ外務省2006・見学デー」に参加された保護者の皆さまのご質問・ご意見にお答えします!

 8月23日(水曜日)及び24日(木曜日)の両日に行われた同イベントにおいて、外務省は、参加された保護者の方を対象に、外務省の広報活動に関するアンケートを実施しました。

 寄せられたご意見の中から、いくつかをご紹介するとともに、この場をお借りして回答させていただきます。

 アンケートへのご協力ありがとうございました。

質問:今後、「キッズ外務省・見学デー」でやってほしい内容はなんですか。

ご意見1.「日本の外交官の方のお話」

→ 今回は、日本で勤務している外国の外交官の方々のお話をお子様方に聞いていただきました。プログラムの時間は限られておりますが、我々外務省員が外国で勤務した際(「日本の外交官」ということになります)の経験談もプログラムに取り入れられるか等については、次回以降の課題として検討させていただきます。

ご意見2.「庁舎内の見学を行ってほしい。外務省の中で働いている人を垣間見たかった。」

→ 今回は、1日約130名という多数の方にご参加頂いたので、省内を歩いて見ていただくことはできませんでしたが、ご要望にお応えして、少しだけ、外務省の内部をご紹介します。皆さんの職場とかわらないでしょう!?

(写真)廊下の様子
廊下の様子
(写真)部屋の中の様子
部屋の中の様子

質問:外務省の広報活動で足りないと思われる点はなんですか。

ご意見1.年に数回、一般に読まれやすい誌面に「大使館便り」等を載せたらどうか

→ 誌面ではなくホームページ上においてですが、「在外公館ニュース」や、「世界一周「何でもレポート」」というコーナーを設け、世界各地の在外公館から届く情報を掲載していますので、是非ご覧下さい。

在外公館ニュース:http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/news/index.html
世界一周「何でもレポート」:http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/staff/index.html

ご意見2.パンフレットがなかなか手に入らない。どこにおいてあるかわからない。

→ 外務省が作成しているパンフレットは、外務省ホームページ「パンフレット」コーナーでPDFでご覧いただけます。入手をご希望の際は、記載されている連絡先にお問い合せ頂ければ、郵送します。

 「パンフレット」:http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/pub/pamph/index.html

ご意見3.ワイドショー等では批判的に取り上げられることが多く、マイナスイメージを払拭する広報活動をしてほしい。

→ がんばりますので応援よろしくお願い致します!

ご意見4.もう少しわかりやすいホームページにしてほしい。

→ 掲載している情報量が多いため、わかりにくいとのご指摘をいただきます。まずは、ページ上部にあるナビゲーション、トップページ右側のメニューをご覧いただくか、「検索システム」をご活用下さい。より見やすく、わかりやすいページにするための改善作業を進めて参りたいと思います。

ご意見5.ODAで、「どこの国に、どんな援助を、いくらぐらいしたか」という報道を全く耳にしない。もっとPRした方が、途上国などへの理解も深まるのではないか。

→ 政府開発援助(ODA)で行っている援助の案件概要については、その案件毎に随時プレスリリースを発出し、対外的に公表しています(外務省が発出したプレスリリースは全て外務省ホームページでもご覧いただくことができます)。

 また、ODAホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index.html)の中に、全世界で実施しているプロジェクトを掲載していると共に、「ODA白書」をはじめ、パンフレットや、メールマガジン、「ODA新聞」、「ODA出前講座」などあらゆる機会を捉えてODAに関する広報を行っています。

ご意見6.高校生にもこうした見学会を開いてほしい。春休み・夏休みを利用して有益な学習ができる場がほしいと思う。

→ 「小中高生の外務省訪問」というプログラムを実施しています。教師の引率及び事前予約が必要です。外務省の業務の説明と質疑応答、省内見学などを行い、児童・生徒の社会学習と共に、外務省の活動や外交政策に対する理解を深めてもらう機会としています。

 「小中高生の外務省訪問」http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/shiritai/homon/index.html

(写真)キッズ外務省2006・見学デー フォトギャラリー(写真の転載を禁じます)
(写真)キッズ外務省2006・見学デー フォトギャラリー(写真の転載を禁じます)
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