外務報道官談話

令和7年9月10日
  1. 9月10日、カンボジア及びタイが両国間にて一般国境委員会を開催し、ASEAN監視団の設置、地雷除去及び物流再開といった点について議論の進展があったことは、両国の停戦合意を前進させるために重要な成果であり、日本政府としてこれを歓迎します。
  2. また、日本政府は、ASEAN議長国として停戦合意の進展に尽力してきたマレーシアを始め、今回の委員会の開催に関わった全ての関係者の外交努力に改めて敬意を表します。
  3. カンボジアとタイの良好な協力関係は地域全体の安定と発展にとって極めて重要であり、両国が引き続き停戦合意を遵守し、両国間の緊張が対話を通じて平和的に解決されることを期待しています。日本政府としても、引き続き、関係国と連携しつつ、停戦合意の着実な履行を含む緊張緩和のための取り組みを行っていきます。

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