外務大臣談話

令和6年6月2日
  1. 現地時間5月31日、米国のバイデン大統領は演説において、イスラエル・ハマス間の人質の解放や停戦を巡る交渉について、イスラエルが包括的な交渉案を新たに提示した旨発言しました。
  2. 今もなお、人質となった多数の人々の解放が実現しておらず、同時に長引く戦闘で現地の人道状況が深刻さを増しています。そのような中で、米国が状況改善のために精力的な外交努力を行っていることを高く評価しており、我が国として、今般のバイデン大統領のイニシアティブを強く支持します。全ての当事者がこの機会を捉え、全ての人質の解放と持続可能な停戦の実現に向けて着実に取り組むよう強く求めます。
  3. 我が国として、引き続き、関係国とも緊密に連携しながら、人質の解放や人道状況の改善、事態の早期沈静化に向けた外交努力を粘り強く積極的に行っていきます。

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