外務報道官談話
紅海上の船舶に対するホーシー派の攻撃を非難する国連安保理決議第2722号の採択について(外務報道官談話)
令和6年1月11日
- 我が国は、1月11日(現地時間10日)、国連安全保障理事会(安保理)において、我が国が米国とともに提案した、紅海上の船舶に対するホーシー派の攻撃を非難するとともに、ホーシー派に対して、このようなあらゆる攻撃の即時停止や日本企業が運行するギャラクシー・リーダー号及びその乗組員の即時解放を求めることなどを内容とする安保理決議第2722号が採択されたことを歓迎します。
- 我が国としては、ホーシー派による日本関係船舶の「拿捕」事案を含め、船舶の自由かつ安全な航行を阻害するいかなる行為も許容できず、断固非難するとともに、船舶・乗組員の早期解放のため、関係国と連携しながら取り組んできました。
- 我が国は、全ての当事者が、今般採択された安保理決議に基づき誠実に行動することを強く要請します。また、我が国としては、引き続き関係国と緊密に連携しながら、航行の権利及び自由の確保のために日本が果たすべき役割をしっかりと果たし、必要な対応を行っていく考えです。
(参考)概要
2024年(令和6年)1月10日(現地時間)、国連安全保障理事会において、中東情勢に関する決議案が、我が国を含む賛成多数で採択された(賛成11、棄権4(中露ほか)、反対0)。