外務大臣談話

令和6年9月25日
  1. 最近のレバノン情勢に関し、イスラエルとヒズボッラー間の緊張の高まりを強く懸念するとともに、女性や子どもを含む多数の民間人の死傷者が発生していることに、大変心を痛めています。犠牲者の方々及びそのご遺族に心からの哀悼の意を表するとともに、負傷者の方々に心からお見舞い申し上げます。
  2. 我が国は全ての当事者に対し、民間人の犠牲を防ぐためのあらゆる措置を直ちに講じること、国際人道法を含む国際法の遵守や、国連安全保障理事会決議第1701号を含む関連決議の完全な履行を求めるとともに、更なるエスカレーションを回避するよう、最大限の自制を強く求めます。
(参考)レバノン情勢の概要

 9月23日(現地時間)、報道によればイスラエル軍はレバノン南部や東部を空爆し、約580名以上が死亡、約1,800名以上が負傷。ヒズボッラーはイスラエルのハイファ近郊やテルアビブに向け、数百発のロケットを発射。緊迫した情勢が継続。


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