外務大臣談話
キーウ近郊における民間人への残虐な行為(外務大臣談話)
令和4年4月4日
- ウクライナ政府の発表や各種報道により、ロシア軍が占拠していたキーウ近郊の地域において、無辜の民間人が多数殺害されるなど残虐な行為が繰り広げられていたことが明らかになりました。
- 我が国として、ロシア軍の行為によりウクライナにおいて多くの市民が犠牲になっていることを極めて深刻に受け止め、強い衝撃を受けています。こうした無辜の民間人の殺害は、重大な国際人道法違反であり、断じて許されず、厳しく非難します。
- こうした残虐な行為の真相は明らかにされなければならず、ロシアの責任は厳しく問われなければなりません。我が国としても、戦争犯罪が行われたと考えられることを理由に、ウクライナの事態を国際刑事裁判所(ICC)に付託しており、ICC検察官による捜査の進展を期待します。