外務報道官談話

令和元年11月12日

1 我が国は,モラレス・ボリビア大統領の辞任及び亡命を含む,10月20日に実施されたボリビア大統領選挙以降のボリビア情勢を注視している。

2 我が国は,先般のボリビア大統領選挙において,米州機構(OAS)が果たした役割を評価するとともに,同選挙に関するOASの監査に留意している。また,大統領選挙をめぐる抗議活動において発生した死者及び負傷者に対して,深い哀悼の意を表明する。

3 我が国は,伝統的な友好国であるボリビアの全ての関係者に対して,暴力を控えることを要請するとともに,ボリビア国民の意思を反映し,法の支配と民主主義を遵守する形で,事態が早期かつ平和裏に収束することを期待する。


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