外務報道官談話

マダガスカルにおける新首相任命について
(外務報道官談話)

平成30年6月12日

英語版 (English)

1 我が国は,マダガスカル共和国において,6月4日(以下,現地時間)にクリスチャン・ンツァイ氏(Mr. Christian Ntsay)が新たに首相に任命され,同11日に新内閣が発足したことを歓迎します。

2 我が国は,マダガスカルにおける次回大統領選挙が,関連の法令に基づき,自由,透明で民主的かつ平和裏に実施されることを期待します。

3 我が国は,日本とマダガスカルの関係が,昨年末のラジャオナリマンピアニナ大統領の訪日の際に発出された日マダガスカル共同声明に従って一層の飛躍を遂げるよう,マダガスカルと引き続き協力していく考えです。

【参考】

(1)クリスチャン・ンツァイ(Mr. Christian Ntsay)首相の経歴

 マダガスカル観光ホテル公社やマイクロファイナンス企業のトップを経て,国際機関のコンサルタントを長年務めた。2002年から2003年に観光大臣を務めた後,2008年からこれまで国際労働機関(ILO)のマダガスカル常駐代表を務めていた。

(2)最近のマダガスカル情勢

(ア)マダガスカルでは,本年後半に予定される大統領選挙に関して与野党間で緊張が高まる中,野党が反対する大統領選挙等選挙関連3法が本年4月に国会で可決された。これに反発した野党は,4月13日,合憲性に関する審査請求を最高憲法院に提出した。

(イ)4月21日には,野党の呼びかけたデモにおいて,デモ隊と治安部隊との間で衝突が起こり,死者2名,負傷者17名が発生する事態となった。4月25日,野党は,最高憲法院に大統領の罷免請求を提出した。

(ウ)5月3日,最高憲法院は,選挙関連3法について,野党が問題視していた被選挙資格要件等の条項について違憲判決を下し,更に,5月25日,大統領に対する罷免請求については,同大統領の罷免は行わず,7日以内にコンセンサスによる首相の任命と選挙の準備のための政府の樹立を求める判決を下した。

(エ)6月4日,ラジャオナリマンピアニナ大統領は,野党が提出した首相候補者リストの中から,クリスチャン・ンツァイ氏を新首相に任命した。


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