外務報道官談話

平成29年5月31日

1 本31日(現地時間同日),アフガニスタンの首都カブールの中心部において,大規模な爆発を伴う攻撃が発生し,多数の死者及び負傷者が出たことに,強い衝撃と憤りを覚えます。我が国は,亡くなられた方々及びご遺族に対し心から哀悼の意を表します。また,同攻撃により,我が国の在アフガニスタン日本国大使館関係者が軽傷を負うとともに,大使館施設にも物的損害が生じています。

2 このようなテロ行為は決して許されるものではなく,我が国は,これを断固として非難します。我が国は,あらゆる形態,目的のテロを非難し,いかなるテロ行為も正当化し得ないことを改めて強調します。

3 我が国は,アフガニスタンが同国の安定に向けて引き続き全力をあげることを期待します。我が国は,今後とも,関係者の安全対策に最大限配慮しつつ,アフガニスタンの安定に向けて支援を継続していく考えです。

(参考)
 5月31日(水曜日),アフガニスタンのカブールにおける我が国を含む各国大使館が集中する地区で,大規模爆発を伴う攻撃が発生。少なくとも80人が死亡し,350人以上が負傷した模様。この事案で,我が国大使館の窓ガラスが割れる等の損傷が発生。


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