外務報道官談話

平成28年2月18日

1 本18日(現地時間17日午後6時30分頃),トルコのアンカラ市内におけるテロとみられる車両爆発事件により,多くの死傷者が発生したことに関し,ご遺族に対し心からの哀悼の意を表するとともに,負傷者の方々にお見舞いを申し上げます。

2 テロはいかなる理由によっても正当化できず,日本はこのようなテロ行為を断固として非難します。日本は,トルコを含む関係国に対し,強い連帯の意を表します。

(参考)
 2月17日午後6時31分(現地時間),トルコ・アンカラ市内のイノニュ大通り交差点で信号待ちをしていたトルコ軍職員が乗車するシャトルバスに対し,爆弾を搭載した車両が爆発する事案が発生。クルトゥルムシュ・トルコ副首相(政府スポークスマン)の発表によれば,同日午後9時30分時点において死者28名,負傷者61名。この中には民間人も含まれている由。トルコ政府は本件をテロ事件と断定。他方,犯行声明は出ていない。
 在トルコ日本国大使館において在留邦人に対する安否確認を実施しているところ,現時点までに邦人の被害は確認されていない。


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