外務報道官談話
イラクにおける大規模テロ事件の発生について(外務報道官談話)
平成27年7月18日
1 7月18日(現地時間7月17日),イラク北部において,自動車爆弾を使用したテロが発生し100名を超える死者及び多数の負傷者が出たことに関し,強い衝撃と憤りを覚えます。亡くなられた方々及び御遺族に対する心からの哀悼の意を表します。
2 テロはいかなる理由においても正当化できません。日本は,罪のない人々を無差別に標的にする残虐なテロ行為を改めて断固として非難します。イラク共和国政府とイラク国民に対し連帯の意を表します。
(参考)
(1)各種報道等によれば,7月17日夜,イラクの首都バグダッド北方のシーア派多住地域ハーン・バニ-・サアドで,自動車爆弾による自爆テロが発生した。これにより子供を含む100名以上が死亡した模様。ISIL(いわゆる「イスラム国」)が犯行声明を発出している。
(2)なお,本件事案による邦人の被害は確認されていない。