談話

クメール・ルージュ裁判:クメール・ルージュ政権元幹部への判決について(外務大臣談話)

平成26年8月7日

英語版 (English)

1 本7日(現地時間同日),クメール・ル-ジュ裁判初級審法廷において,クメール・ルージュ政権元幹部2名に対する無期禁固刑の判決が下されました。

2 本件裁判は,カンボジア和平の総仕上げであり,同国における正義の達成及び法の支配の強化に資するものです。そのため,我が国は,本件裁判を国際社会の中で主導的に支援してきたところであり,その進展を歓迎します。

3 我が国は,被疑者や犠牲者の高齢化が進む中,本件裁判が更に円滑に進展し,迅速かつ成功裡に完結することを強く期待します。

(参考)

1 クメール・ルージュ裁判
 国連とカンボジア政府との合意文書に基づき,カンボジア司法官と国際司法官が協力して,1970年代後半にカンボジア刑法,ジェノサイド条約上の犯罪や人道に対する罪等重大な犯罪を犯したクメール・ルージュ政権の上級指導者及び最も重大な責任を持つ者を裁くための,カンボジア国内のいわゆる混合法廷。

2 クメール・ルージュ政権元幹部2名
 今回判決が下されたのは,ヌオン・チア元国会議長(88歳)及びキュー・サンパン元国家元首(83歳)で,殺人,政治的迫害,その他の非人道行為にかかる人道に対する罪に関して,無期禁固刑の判決が下された。各当事者は,30日以内に最高審に上訴できる。また,7月末からは両被告に対し,別の訴因(チャム族及びベトナム人の虐殺,内部粛清,強制結婚等)に関する裁判が開始されている。

3 我が国のクメール・ルージュ裁判への資金協力
 我が国は,2006年の裁判開始以来,国際支援の約37%に当たる約8,130万ドル(法廷国際側に約6,480万ドル,国内側に約1,650万ドル)を支援。


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