談話

最近のガザ情勢について(外務報道官談話)

平成26年7月9日

英語版 (English)

1 我が国は,最近のガザ地区とイスラエルにおける暴力の激化を深く憂慮します。

2 我が国は,ガザのパレスチナ武装勢力によるイスラエルへのロケット攻撃を非難するとともに,イスラエル国防軍の空爆により,ガザの一般市民に死傷者が発生している事態を深く憂慮します。

3 イスラエル及びパレスチナ武装勢力の双方が最大限の自制を働かせ,更なる暴力の激化を防ぎ,一般市民の死傷者が出ないよう求めます。

4 我が国は,中東和平の問題は暴力ではなく,紛争当事者間の交渉と相互の信頼を築く努力によってのみ解決されるものと確信しており,全ての関係者に対し,そのような努力を最大限行うよう促します。

【参考】最近のガザ情勢
(1)6月以降,ガザ地区からイスラエル領内に向けたロケット弾が散発的に発射されたのに対し,イスラエル国防軍(IDF)がガザ地区に対して断続的に空爆を実施。
(2)IDF発表によれば,7月7日,ガザ地区から約90発のロケット弾等がイスラエル南部に発射。ネタニヤフ首相,ヤアロン国防相が大規模な作戦を行う可能性を示唆する発言を行うとともに,IDFも予備役の動員を開始。
(3)7月8日未明からIDFはガザ地区に対し,大規模な空爆を実施。パレスチナ側の報道によれば,8日朝以降,イスラエルの空爆によるガザでの被害は,死者15名,負傷者100名以上。
(4)これに対し,ガザ地区から多数のロケット弾を発射。IDF発表によれば,一部はエルサレム,テルアビブ等に向けて発射され,これら市内でロケット弾飛来を警報するサイレンが鳴った(報道によれば,これらロケット弾はアイアンドームによって迎撃,人的被害は発生していない)。
(5)最近,イスラエルとパレスチナとの間では,イスラエル人青年及びパレスチナ人青年の誘拐殺害事件の発生により,緊張が高まっていた。


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