外務大臣談話
ナイジェリア大統領選挙について(外務大臣談話)
令和5年3月6日
2月25日に実施されたナイジェリア大統領選挙に関し、3月1日、ナイジェリアの独立選挙管理委員会(Independent National Electoral Commission(INEC))は、全進歩会議(All Progressives Congress (APC) )のボラ・ティヌブ候補(Mr. Bola TINUBU)が当選したことを発表しました。
我が国は、ナイジェリア国民が積極的にかつ秩序のある形で選挙に参加したことを歓迎するとともに、ティヌブ候補の当選に祝意を表します。
日本は、新大統領のリーダーシップの下、ナイジェリアにおける平和、民主主義、グッドガバナンス及び経済・社会開発がより一層進展することを期待するとともに、同国による努力を引き続き支援し、二国間関係を強化させていく考えです。
[参考1]
2月25日にナイジェリア大統領選挙が行われ、3月1日、独立選挙管理委員会(INEC)はボラ・ティヌブ候補(元ラゴス州知事)が当選したことを発表。投票率は26.7%(前回2019年選挙は35.6%)。投票結果は以下のとおり。
主要候補4名の得票(候補者は全18名)
- ボラ・ティヌブ候補(全進歩会議(APC))
得票数:8,794,726票、得票率:36.6% - アティク・アブバカル候補(国民民主党(PDP))
得票数:6,984,520票、得票率:29.1% - ピーター・オビ候補(労働党(LP))
得票数:6,101,533票、得票率:25.4% - ラビウ・クワンクワソ候補(新ナイジェリア国民党(NNPP))
得票数:1,496,687票、得票率:6.2%
[参考2]
ナイジェリア憲法の規定により、大統領選挙結果発表日(3月1日)より21日以内の異議申立てが認められている。