外務報道官談話

令和4年4月25日
  1. 我が国は、4月19日から22日にかけ発生したアフガニスタンの首都カブールの教育機関や同国の地方都市のモスク等を標的とした一連のテロ事件を、最も強い言葉で非難します。
  2. 無辜の民間人に対する攻撃は、いかなる理由によっても許されるものではありません。犠牲になられた方々の御遺族に心から哀悼の意を表するとともに、負傷された方々の速やかな御回復を祈念します。
  3. 我が国は、アフガニスタン国民に対し、強い連帯の意を表するとともに、今後とも地域諸国を含む国際社会と連携しつつ、アフガニスタンの平和と安定のための努力を継続していく考えです。

[参考]アフガニスタンの最近の主なテロ事件(日時はいずれも現地時間)
(1)4月19日、首都カブール市西部の高校及び教育センター付近で3度の爆発が発生し、少なくとも6名が死亡、20名が負傷。
(2)4月21日、バルフ県マザリシャリフ市のモスクで爆発が発生し、少なくとも34名が死亡、87名が負傷。「ISILホラサーン州」が犯行声明を発出。
(3)4月21日、クンドゥーズ県クンドゥーズ市で車両に対する爆発が発生し、少なくとも4名が死亡、18名が負傷。「ISILホラサーン州」が犯行声明を発出。
(4)4月22日、クンドゥーズ県クンドゥーズ市のモスク(金曜礼拝中)で爆発が発生し、33名が死亡、43名が負傷。


外務報道官談話へ戻る