外務報道官談話
ジンバブエ・ブラワヨ市における爆発事件について(外務報道官談話)
平成30年6月25日
- 日本政府は,6月23日(現地時間),ジンバブエ共和国ブラワヨ市において,7月30日に予定されている同国総選挙に向けた選挙キャンペーン中に発生した爆発事件を強く非難します。負傷者の方々に心からのお見舞いを申し上げます。
- 日本政府は,来る総選挙が自由,公正かつ平和的に実施され,ジンバブエにおける民主主義及び経済開発が進展することを期待しており,同国における情勢を注視しています。
[参考]ジンバブエ共和国ブラワヨ市における選挙キャンペーン中の爆発事件
1 6月23日,ジンバブエ第二の都市ブラワヨ市のホワイトシティ競技場で行われた与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)の選挙キャンペーン中,ムナンガグワ大統領が演説を終え,壇上から去ろうとした際に爆発が発生。
2 ジンバブエ警察の発表によると,負傷者は49名であり,現在捜査中。ムナンガグワ大統領は無事であったが,モハディ副大統領が足を負傷し病院に搬送された他,チウェンガ副大統領が顔を打撲,チウェンガ副大統領夫人,ムチングリ=カシリ環境・水・気候大臣が負傷。
3 ムナンガグワ大統領は,負傷者を見舞うとともに,選挙活動は自由で公正に行われており,選挙への道を阻む卑怯な行為は許されない旨ツイートを発出。チウェンガ副大統領は,ジンバブエ総選挙は同事件によっても妨げられない旨発言。
4 野党の民主変革運動チャンギライ派(MDC-T)のチャミサ党首は,爆発事案を非難し負傷者を見舞うツイートを発出。