外務報道官談話

平成27年7月13日
1 7月11日(現地時間同日),チャドの首都ンジャメナの中央市場で発生したテロ事件を我が国は強く非難します。本件により亡くなられた方々及びご遺族の方々に心から哀悼の意を表するとともに,負傷者の方々に心からお見舞い申し上げます。

2 テロ行為はいかなる理由においても正当化できず,我が国はあらゆる形態のテロリズムを断固として非難します。また,我が国は地域の平和と安定に貢献しているチャドとの連帯を表明するとともに,同国が引き続き治安の安定を推し進めることを強く希望します。

(参考)
1 7月11日午前(現地時間),チャドの首都ンジャメナ市の市場で自爆テロ事件が発生。チャド治安当局の発表によれば,本件テロ事件により死者16名,負傷者80名以上が発生した。報道によれば,「ボコ・ハラム」が本件にかかる犯行声明をインターネット(ツイッター)上で表明している。

2 チャド政府は,治安当局を通じ,国民の安全のため,全身を覆うブルカを禁止する旨発表。在留邦人の安全については確認済み。

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