外務報道官談話

平成27年6月16日

1 6月15日,チャドの首都ンジャメナで発生した爆発事件を強く非難します。本件により亡くなられた方々及びご遺族の方々に心から哀悼の意を表するとともに,負傷者の方々に心からお見舞い申し上げます。

2 テロ行為はいかなる理由においても正当化できず,我が国はあらゆる形態のテロリズムを断固として非難します。また,我が国は地域の平和と安定に貢献しているチャドが引き続き治安の安定を推し進めることを強く希望します。

(参考)
1 6月15日午前(現地時間),チャドの首都ンジャメナ中心部のンジャメナ中央警察署及びチャド警察学校に対する自爆テロ事件が発生。チャド政府の発表によれば,本件爆破事件により死者23名,負傷者101名が発生し,テロリスト4名が殺害された。本件にかかる犯行声明等は出されていない。

2 チャド政府の発表では,同政府は危機対応ユニットの設置及びスモークガラスの車両の通行を禁止する等の措置を講じている。邦人の安全については確認済み。


外務報道官談話へ戻る