
日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議の発足に関する麻生大臣コメント
平成19年3月5日
今般、日伯(ブラジル)21世紀協議会の経済分野に関する提言のフォローアップとして、日伯間の戦略的経済パートナーシップの再活性化に向け、実現可能な具体的優先課題を選定するための日伯民間人による「日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議」が発足することを歓迎する。2008年は日伯交流年にもあたるところ、このような動きが日伯両国の関係強化に資することを期待する。
(参考)
- 2004年、小泉総理(当時)のブラジル訪問時の日伯首脳会議で設置が合意された「日伯21世紀協議会」は、2006年7月、第2回会合開催後、小泉総理に7分野56項目にわたる提言を提出した。
- 「日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議」は、両国経済関係者がこれら広範な提言のうち、経済分野において実現可能な具体的優先課題を選定し、日伯間の戦略的経済パートナーシップの再活性化に貢献しようとするものである。
- 2008年は日伯交流年にあたり、経済分野も含め、様々な分野における日伯二国間関係が強化されることが望まれるが、当該賢人会議はかかる観点からも歓迎される動きである。