国際機関を通じた協力

令和7年12月5日
主催者として挨拶を述べる堀井巌外務副大臣
堀井巌外務副大臣とレセプション関係者との記念撮影

 12月4日、日本に本部を置く唯一の国連機関である国連大学の設立50周年を記念し、外務省主催レセプションを開催しました。

 同レセプションには、サー・ヒラリー国連大学理事会議長を含む国連大学理事12名及び、マルワラ国連大学学長を始めとする国連大学幹部、青山繁晴環境副大臣、福田かおる文部科学大臣政務官、我が国の政財会、学界関係者等約150名が出席しました。外務省からは、主催者として堀井巌外務副大臣が概要以下のとおり挨拶を述べました。

  1. 国連大学が設立50周年を迎えたことを心よりお祝いするとともに、国連大学の発展に多大な貢献を頂いている理事の来日を歓迎する。
  2. 国連大学は国連機関全体のシンクタンクとして、国際社会の課題解決に向けた研究や人材育成に大きく貢献している。外務省は半世紀にわたって国連大学を積極的に支援してきた。国際社会の分断や対立が進み、地球規模の課題が深刻さを増す中、国連大学の役割はますます重要になっている。
  3. アフリカ開発会議(TICAD)や大阪・関西万博における連携、女性・平和・安全保障(WPS)など、多岐にわたる分野で我が国との協力が進んでいることを喜ばしく思う。引き続き国連大学と連携し国際社会の平和と繁栄に貢献していく。

(参考)国際連合大学について

 国際連合大学は、日本に本部を置く唯一の国連機関であり、世界12か国に13の研究所やプログラムを持つ。国連と国連加盟国が関心を寄せる緊急性の高い地球規模課題又は地域に関係のあるテーマに重点を置いた研究を行っている。2010年には大学院学位プログラムを開設。国連機関等で活躍する人材の輩出を目指している。


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