広報文化外交

平成30年10月18日
握手するアズレー・ユネスコ事務局長と安倍総理大臣 アズレー・ユネスコ事務局長による表敬を受ける安倍総理大臣 (写真提供:内閣広報室)
表敬の様子 アズレー・ユネスコ事務局長による表敬を受ける安倍総理大臣 (写真提供:内閣広報室)

 現地時間10月18日午前10時30分から約20分間(日本時間18日(水曜日)午後5時30分)、フランスを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は、パリ日本文化会館にてオドレー・アズレー国際連合教育科学文化機関事務局長(H.E. Ms. Audrey AZOULAY, Director-General of UNESCO)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

1 アズレー事務局長から、日本とユネスコとの間には古くからの力強い関係がある、ユネスコは平和のために教育、科学、文化の分野を通じて貢献を行っており、日本とも多くを共有できる、現在の戦略的関係を更に深めていきたい旨述べました。

2 これに対し、安倍総理大臣から、日本は、教育、科学、文化の分野でユネスコが果たす役割を重視しており、長年にわたり積極的に貢献してきた、アズレー事務局長がユネスコの様々な改革を推し進めていることを高く評価しており、引き続き協力していきたい、また、執行委員会での「世界の記憶」改善の行動計画の採択を歓迎し、ユネスコの非政治化に向けた改革を着実に前進させるため協力していく旨述べました。

3 アズレー事務局長から、ユネスコが推進する戦略的変革、ジェンダー、持続可能な開発のための教育(ESD)、AIの倫理に関するイニシアティブ、モースル再生、防災分野の取組等について日本と協力したい旨述べました。これに対し、安倍総理から、ユネスコの取組に協力していく旨述べました。


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