広報文化外交
河野外務大臣とアズレー・ユネスコ事務局長との会談
平成29年12月13日


12月13日、12時15分から約30分間、河野太郎外務大臣は、パリのユネスコ本部にてオドレー・アズレー国際連合教育科学文化機関事務局長(H.E. Ms. Audrey AZOULAY, Director-General of UNESCO)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
1 ユネスコとの協力
河野大臣から、アズレー事務局長の就任に祝意を表し、日本はユネスコの抜本的な改革を強く支援していく用意がある旨述べました。これに対してアズレー事務局長から、日本はユネスコの重要なパートナーであり、今ユネスコにとって重要なのは政治化を防ぎ、本来の機能を取り戻すことであり、正常化に向けて共に協力していきたい旨述べました。
2 「世界の記憶」事業
河野大臣から、加盟国間の友好と相互理解の促進とのユネスコ設立本来の趣旨と目的に反する状況が生じることは避けるべきであり、制度改善が不可欠である旨述べました。これに対し、アズレー事務局長から、制度改善の必要性につき同意、今後、加盟国や様々な関係者ともじっくりと協議しながら、制度改善を進めていきたい旨述べました。