国際機関を通じた協力

令和4年10月4日

 9月28日、外務省において、国際連合大学(以下、「国連大学」)と関係省庁とのハイレベル協議(第29回会合)を開催しました。

  1. この会合は、外務省と国連大学が交互にホストとなって年1回開催しており、国連大学からデイビッド・マローン学長、白波瀬佐和子上級副学長、山口しのぶ国連大学サステイナビリティ高等研究所(IAS)所長他、日本政府から金井正彰外務省国際文化交流審議官、岡村直子文部科学省国際統括官、大井通博環境省水・大気環境局水環境課長他が参加しました。
  2. 国連大学からは、世界の重要課題に関する国連システムの政策立案シンクタンクとしての本来の機能に加えて、国連大学の活動に関する日本国内での知名度向上に資するべく、国際社会に関心をもつ日本の若者に対し、SDGs(持続可能な開発目標)を始めとする地球規模課題に関する知識の普及を継続し、日本の若者の国際社会での活躍を後押ししていきたい旨、さらには来年日本が議長国を務めるG7サミットに向けた協力などにおいて、引き続き日本政府と協働していきたい旨述べました。
  3. 日本政府からは、国連機関等で活躍する人材の育成、日本の大学等との連携、気候変動・生物多様性の保全・水環境分野における研究事業及び「持続可能な開発のための教育(ESD)」等の我が国との協力で得られた成果を通じた国連大学の日本社会への貢献に期待を表明しました。
[参考]

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