国際機関を通じた協力
第66回国連大学理事会に伴う外務省主催レセプションの開催
平成28年12月13日


12月13日,第66回国連大学理事会の機会に,東京に本部が所在する唯一の国連機関である国連大学とホスト国である我が国の関係者との協力関係の促進のために,国連大学理事を迎え,外務省主催レセプションを開催しました。
同レセプションには,クマール国連大学理事会議長及びマローン国連大学学長を始めとする国連大学幹部,我が国の政財界,学界及び報道関係者等約160名が出席しました。当省からは滝沢外務大臣政務官が出席し,挨拶(PDF)を行ったところ,同挨拶の概要は以下のとおりです。
(1)本年5月に就任した国連大学理事の皆様の来日を心より歓迎する。
(2)国連大学によるG7サミットと国連の協力関係に関する国際会議の開催,TICAD関連の新たなホームページの開設等の協力に感謝申し上げる。
(3)国連大学が日本国内及び国際社会でより身近な機関として知られた存在となり,具体的成果をあげることを期待しており,そのための協力を引き続き行っていきたい。
(参考)国連大学理事会
国連大学理事会は,国連大学の最高意思決定機関であり,年2回開催される。第66回目となる今次理事会は,12月12日から12月14日にかけて,同大学本部において開催され,同大学の運営方針等を審議・決定する。国連大学の12名の理事は,個人の資格で国連事務総長及びユネスコ事務局長によって任命され,各国の主要な大学の学長をはじめとする各国におけるオピニオン・リーダーが含まれている。任期は原則6年,2016年5月に現職理事が就任。日本からは,西田恒夫広島大学平和科学研究センター長が理事を務めている。