アメリカ合衆国

平成30年5月23日

 5月24日午前2時45分頃(現地時間23日13時45分頃)から約35分間,米国ワシントンDCを訪問中の河野太郎外務大臣は,ジョン・ボルトン米国家安全保障担当大統領補佐官(Ambassador John Bolton, National Security Advisor)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 河野大臣はボルトン補佐官との間で,来る米朝首脳会談への対応を含め,北朝鮮問題に係る今後の方針について綿密なすり合わせを行いました。
    (1)双方は,全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な廃棄に向けた具体的な行動を,北朝鮮から引き出していく必要があるとの認識で一致しました。
    (2)また,累次にわたり首脳を含め様々なレベルで,米朝首脳会談において拉致問題を取り上げることを確認してきていることを踏まえ,引き続き,拉致問題の解決に向けて日米で協力していくことで一致しました。
    (3)さらに,双方は,日米韓三か国が引き続き緊密に連携していくことが重要であることを確認しました。
  2. 双方は,先般のポンペオ米国国務長官による対イラン戦略の発表を踏まえ,中東情勢についても意見交換を行いました。

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