人の交流

令和7年10月15日
挨拶を行う藤井副大臣
藤井副大臣と参加者たちによる集合写真
参加者と懇談する藤井副大臣

 10月15日、藤井比早之外務副大臣は、第43期外交官・第27期公務員日本語研修の参加者を招いて、歓迎レセプションを開催したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、藤井副大臣は、主催者として挨拶を行いました。その中で、32の国及び地域から来日した研修参加者を心から歓迎するとともに、外務副大臣として多くの国の指導者と交流し、その文化を体験してきたことを踏まえ、日本語は日本文化そのものであり、日本文化を学ぶことは日本人の考え方を理解することにつながると述べました。その上で、藤井副大臣は、研修参加者が8か月のプログラムを通じ、日本で充実した経験をすることを心より願っている旨述べました。
  2. 続いて、過去に本研修を修了したアレクサンドラ・コヴァチュ駐日セルビア共和国大使、及び本研修を実施する国際交流基金の下山雅也理事が、長年にわたって続く本研修の重要性に触れ、今回の研修参加者全員への歓迎と激励の言葉とともに、研修の成功を祈念しました。
  3. これに対し、参加者を代表して、マレーシアの外交官アブドゥル・ワフィ氏が、外務省及び国際交流基金に対して感謝の意を表するとともに、今後8か月間の研修に寄せる意気込みを語りました。

(参考)外交官・公務員日本語研修

  1. 主にODA対象国の若手・中堅外交官や公務員を日本に招へいし、約8か月間にわたり、日本語・日本文化を学び、研修を通じて対日理解を深めることを目的とした事業。
  2. 外交官日本語研修は1981年(昭和56年度)から開始し、第42期までに151の国及び地域968名が研修を修了。公務員日本語研修は1997年(平成9年度)から開始し、第26期までに65の国及び地域186名が修了。修了生の中には、駐日大使館で勤務する者のほか、駐日大使や外務大臣等の要職に就任している者もいる。
  3. 今年度は32の国及び地域から32名の外交官及び公務員が来日しており、関西にある国際交流基金関西国際センターにて約8か月にわたり、日本語や日本文化についての研修を受ける予定。 

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