人の交流

令和2年9月23日

 9月23日午後4時20分頃から約15分間、菅義偉内閣総理大臣は、トーマス・バッハIOC会長(Mr. Thomas BACH, President of the International Olympic Committee)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、菅総理大臣から、就任に際してバッハ会長から寄せられた祝意書簡に対する謝意を述べ、来夏の2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に関し、招致段階から安倍前総理大臣とともに一貫して関わってきており、安心・安全な大会開催を目指し、現在私たちが直面している危機の克服に向けて、バッハ会長と引き続き協力したい旨述べました。
  2. これに対し、バッハ会長は、菅総理大臣の就任に改めて祝意を述べ、東京大会の安全かつ成功裡の開催に向けて協力できることを楽しみにしている旨述べました。また、同会長からは、大会は歴史的なものであり、かつ、様々な困難を乗り越えてきた日本国民に希望をもたらすものと考えているとの発言がありました。
  3. 菅総理大臣からバッハ会長に対し、最大の課題である新型コロナウイルス感染症につき、開催国政府として、大会組織委員会及び東京都と調整会議を立ち上げ、総合的な検討に着手したことを説明しました。
  4. 菅総理大臣とバッハ会長は、アスリートや観客にとって安心・安全な大会の実現に向けて、今後とも緊密に協力していくことを確認しました。
  5. 最後にバッハ会長から、近い将来の訪日の希望が表明され、菅総理大臣とバッハ会長は世界各地のアスリートなどに向けて力強いメッセージを送る必要性につき、意見の一致をみました。

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