人の交流
スポーツ・フォー・トゥモロー 難民及びギリシャの子どもへのサッカーボール提供
平成30年6月22日



概要
外務省は,「スポーツ外交推進事業」として,平成30年6月,在ギリシャ日本大使館を通じて,ギリシャに逃れている難民及びギリシャの子ども計約50人に対し,日本国内のスポーツ・フォー・トゥモロー加盟団体から提供を受けたサッカーボールを贈呈しました。
今回のボール提供は,難民とギリシャの子ども達へのスポーツを通じた健全な教育及び成長の支援を目的として実施したもので,供与式典にはギリシャを訪問中の鈴木大地スポーツ庁長官,ギリシャ文化・スポーツ省,ユニセフ・ギリシャ事務所関係者が出席しました。
本事業は日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環であり,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的としています。
コメント
関係者コメント
鈴木大地 スポーツ庁長官
来年2019年は日本とギリシャが外交関係を結んで120周年を迎え,2020年には東京でオリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。日本はオリンピックの精神を継ぎ,オリンピック・ムーブメントをレガシーとして次世代に繋ぎ,平和で豊かな世界の実現に貢献していきます。また,ギリシャとのスポーツを通じた交流がこれまで以上に活性化していくことを願います。
ヴァシリアディス・ギリシャ文化・スポーツ政務官
スポーツには,貧富の差や人種に関係なく,世界中の人々を団結させるという利点があります。スポーツの場は,平等かつ公正な社会の手本と言えます。東京オリンピック開催に向け,ギリシャは様々なレベルで日本が必要とする協力を行う用意があります。