人の交流
スポーツ・フォー・トゥモロー ケニアからの柔道関係者の招へい



概要
外務省は,平成30年度「スポーツ外交推進事業」として,6月11日から22日まで,ケニアの柔道関係者を我が国に招へいしました。滞在中は全日本柔道連盟の協力を得て,講道館において柔道国際合宿に参加した他,外務省及び在京ケニア大使館への表敬訪問,都内視察等を行いました。
この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施したものです。
コメント
招へい者コメント
ケニア柔道選手団
この度,外務省による招へいで来日できたことに大変感謝しています。
ケニア出発前には在ケニア日本大使館の方が色々とサポートをしてくれ,滞在中は全日本柔道連盟の皆様,日本側通訳の方の丁寧なサポートで,充実した練習をたくさん行うことができました。
これからも2020年東京オリンピック競技大会に向けてベストを尽くして準備していきたいと思います。
また,今後も全柔連や在ケニア日本大使館と連携し,良い関係を築いていきたいと思います。
受け入れ側関係者コメント
全日本柔道連盟 専務理事 中里 壮也 氏
この度,外務省が行っている「スポーツ外交推進事業」において,当連盟が開催した国際合宿(於 講道館 東京都文京区)にケニア男子選手団を受け入れました。
全員,日本に来るのは初めてということで,ケニアのコーチからは「レベルの高い選手と厳しい練習を行う一方,日本の文化に触れるなど充実した時間を過ごすことができた」との感想を聞き,喜ばしく思っています。
本年9月にはケニアにおいて在日本大使館が支援をして日本大使杯柔道大会が開催されると聞いています。今回の遠征や国内大会を通じて,ケニアで柔道に励んでいる選手がより鍛錬を積み重ね,今回来日したコーチが目標に掲げている2020年東京五輪出場が実現することを期待しています。