人の交流

平成30年2月14日
(写真1)サウジアラビアからの柔道関係者の招へい 表敬の様子
(写真2)サウジアラビアからの柔道関係者の招へい 道場での写真

概要

 外務省は,平成29年度「スポーツ外交推進事業」として,1月11日から2月11日まで,サウジアラビアから柔道関係者を我が国に招へいしました。滞在中は当省への表敬,全日本柔道連盟や講道館訪問の他,筑波大学柔道部におけるトレーニングを行いました。
 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

招へい者コメント

サウジアラビア柔道連盟 コーチ ALGELANI MOHSEN 氏

 筑波大学は柔道の練習をするのに最高の環境でした。世界トップレベルの指導者,練習相手がそろい,一か月間本当に充実した稽古を行うことができました。
 岡田先生をはじめ,筑波大学の皆様には色々とご親切にしていただきました。
 今回,我々サウジアラビアチームを招へいしていただくに際し,外務省,全日本柔道連盟には多くのご支援,ご協力をいただき心から感謝しています。帰国後,この経験を最大限に活かし,サウジアラビアの柔道の発展に励んでまいります。

受け入れ側関係者コメント

筑波大学柔道部 総監督 岡田弘隆 氏

 昨年3月,私と助手の学生とでサウジアラビアを訪問し,選手,指導者に対する講習会を実施いたしました。それ以前から日本の指導者をサウジアラビアに派遣してほしいという要望がありましたが,長期滞在が可能な指導者を見つけることができませんでした。そこで,まずは短期であればということで自ら出向いて指導を行った次第です。
 その際,日本でサウジアラビア選手を受入れることは時期に関わらず可能である旨を伝えたことから,今回の招へいが実現しました。来日した選手は皆若く,トップレベルの学生選手との稽古はかなりきついものであると思われますが,くじけることなく積極的に取り組んでいる姿を見て,感心しております。これを続けることができれば今後かなりの成長が期待できると思います。


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