人の交流

平成29年11月30日
(写真1)ルーマニアからの空手道関係者の招へい
(写真2)ルーマニアからの空手道関係者の招へい
(写真3)ルーマニアからの空手道関係者の招へい

概要

 外務省は,平成29年度「スポーツ外交推進事業」として,11月9日から16日まで,ルーマニアから空手道関係者を我が国に招へいしました。滞在中は当省への表敬,全日本空手道連盟の訪問を実施した他,近畿大学及び浪速高校の協力を得て,合同で稽古を行いました。この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

招へい者コメント

監督 貫名 信行

 この度は念願かなって,ルーマニアから4名の代表選手を引率し,近畿大学及び浪速高校空手道部にて5日間の合宿に参加させていただきました。
 「百聞は一見に如かず」で,ルーマニア選手にとっては周りから常に話を聞いていた日本ではありますが,実際に日本トップクラスの選手たちと稽古をした選手たちの目の色が日に日に輝いていっていたのが非常に印象的です。
 このような機会をご提供いただいた外務省スポーツ外交推進事業の関係者様,及び在ルーマニア日本大使館の関係者様に厚く御礼申し上げます。

選手代表(主将) アドリアン・グッツァ

 このような人生に一度しか経験できないような貴重な機会を頂き関係者の皆様に感謝致します。
 日本一の近畿大学で,また現在世界一とも言える日本のトップクラスの選手たちと稽古でき,今後の自身のキャリアに技術面のみならず,精神面で大きなプラスとなることと確信しております。
 日本の文化,礼儀・尊敬の精神,規律を重んじる心を目の当たりにできたことは私どもの人生において大きな糧になると思います。

受け入れ側関係者コメント

近畿大学空手道部監督 木島 明彦

 この度ルーマニアから監督1名,選手4名を受け入れ,5日間の合宿を行いました。
 全日本ナショナルチーム所属のトップクラスの選手たちとともに,ルーマニア選手たちは熱心に拳を交えました。
 東京オリンピックを3年後に控えるなか,こういった経験・交流が選手個人の競技レベル向上のみならず,将来的にルーマニア全体の競技力向上につながるものと確信しております。


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