人の交流

平成29年7月31日
(写真1)スリランカ柔道選手の招へい
(写真2)スリランカ柔道選手の招へい

概要

 外務省は,平成29年度の「スポーツ外交推進事業」として,7月17日から7月24日まで,スリランカ柔道選手1名(リオデジャネイロ五輪・男子73キロ級9位)を日本に招へいしました。滞在中は全日本柔道連盟の協力を得て,国際武道大学に於いてトレーニング及び合同練習を行った他,千葉県山武市を訪問し,椎名千収山武市長への表敬及び2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の際のスリランカ代表チームのキャンプ地の視察等を行いました。この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

招へい者コメント

Chamara Nuwan Dharmawardana選手

 国際武道大学は最高の練習環境でした。コーチも練習相手も揃っていて,ずっと日本で練習したいと思うくらいです。また,山武市訪問では,椎名市長を始めとし,ご対応いただいた皆様にとても親切にしていただき,素晴らしかったです。
 今次招へいに際し,いろいろな方々にご支援いただいたことに心から感謝しています。帰国後も今回の貴重な経験を最大限に活かし,是非東京オリンピックに出られるよう,今後も練習を続けていきたいです。

受入れ側関係者コメント

全日本柔道連盟 競技部国際課 課長代理 蒲原光一

 この度,以前からスリランカより受入要請のあったChamara選手の日本招へいが実現し,また限られた招へい期間の中で最大限の練習スケジュールをこなして選手本人も満足していると聞き,当連盟としても大変喜ばしく思います。柔道に対する熱意と意欲に溢れ,真面目に打ち込んでいる姿がとても印象的でした。リオ・オリンピックへの出場経験もあるChamara選手ですが,東京オリンピックを目指して強化に取り組みたい,との意向ですので,今回の招へいでの体験が一助となり,より一層活躍されることを願っています。


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