人の交流
スポーツ・フォー・トゥモロー セルビア体操関係者の招へい
平成29年7月11日


概要
外務省は,平成29年度の「スポーツ外交推進事業」として,6月21日から6月27日まで,セルビアの体操関係者5名(選手4名,コーチ1名)を日本に招へいしました。滞在中は日本体操協会の協力を得て,ナショナルトレーニングセンター(NTC)でトレーニングを行った他,高崎アリーナで開催される全日本体操競技種目別選手権の視察等を行いました。この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。
コメント
招へい者コメント
Vladimir DRAKULIC コーチ
ナショナルトレーニングセンターでのトレーニング,視察等,今次招へいプログラムは私たちにとても素晴らしい機会を提供してくれました。このような機会を与えてもらったことに感謝します。新たなモチベーションの下,是非,東京オリンピックに参加できるよう頑張ります。
受入れ側関係者コメント
日本オリンピック委員会(JOC)専任コーチ(NTC担当) 立花泰則氏
昨年,セルビア国内での指導実績があったため,今回,NTCでの練習を非常にスムーズに実施する事が出来ました。
NTCでの練習では,日本人選手が実践をしている技の技術習得,世界に通用する選手になる為の練習方法(身体的な準備,全般的な基本練習及び各種目の基本技術)を理解し,実践しながら,技術の向上,競技力の向上を図りました。
また,全日本体操競技種目別大会決勝の演技を視察し,今回学んだ練習方法の重要性をさらに認識できたものと考えます。
セルビア選手達は,2020東京オリンピックの出場権獲得に向けて,さらに努力をして,競技力の向上を図りたいとモチベーションを上げて帰国の途につきました。