人の交流
スポーツ・フォー・トゥモロー タイからのスケート連盟関係者の招へい


概要
外務省は,平成30年度「スポーツ外交推進事業」として,11月6日から12日まで,タイからスケート連盟関係者(3名)を我が国に招へいしました。滞在中は,公益財団法人日本スケート連盟の協力を得て,広島にて行われたNHK杯フィギュアスケート選手権大会を視察し,国際大会の運営手法等を学んだ他,外務省への表敬訪問,都内視察等を行いました。
この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施したものです。
コメント
招へい者側コメント
タイスケート連盟一同
この度は,スポーツ外交推進事業を通じ,フィギュアスケートの大会運営を学ぶ素晴らしい機会をいただき,タイスケート連盟の役員一同より心から感謝を申し上げます。また,東京,広島のそれぞれの地域で日本文化に触れることができ,非常に有意義な日々を過ごすことができました。
日本スケート連盟のプロ意識に徹した大会運営を目の当たりにし,今後のアジアでの競技の発展のため,私たちも努力を重ねていきたいと思いました。
改めて本当にありがとうございました。
受け入れ側コメント
公益財団法人日本スケート連盟 国際担当 土井 朝子氏
スポーツ外交推進事業を通じ,タイスケート連盟を日本で毎年開催されるNHK杯フィギュアスケート選手権大会へ招へいさせていただきました。
東南アジアでは,フィギュアスケートの国際大会を開催する機会がなく,運営の組織づくり,人材育成が難しいという大きな課題があります。世界一と言われている日本での大会運営,競技を支える観客を実際に見て,学んでいただくことで,自国で国際大会を開催することの意義を実感していただけたと思います。この経験が将来のアジアにおける競技力の向上,そして,世界中でフィギュアスケート競技がますます発展していくことに繋がる第一歩となることを願っております。
素晴らしい機会をいただき,心より感謝申し上げます。