人の交流

平成29年12月15日
(写真1)集合写真
(写真2)トレーニングの様子
(写真3)トレーニングの様子

概要

 外務省は,平成29年度のスポーツ外交推進事業として,11月30日から12月5日まで,空手道指導者5名をカンボジアに派遣しました。現地(プノンペン)において,空手道競技技術向上と競技審判養成を主目的として,カンボジア人空手道選手及び審判に指導を行ったほか,オーン・ポーンモニラット現地空手道連盟会長(上級大臣兼経済財政大臣),ハン・チュンナロン教育・青少年・スポーツ大臣の表敬等,スポーツ関係者・政府関係者と親睦を深めました。
 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

派遣者コメント

栗原 茂夫 全日本空手道連盟副会長(団長)

 このたび,スポーツ外交推進事業の一環として,カンボジア国空手連盟の要請を受け,全日本空手道連盟から指導者5名を派遣しました。カンボジア空手道連盟は今年度,新組織として新会長を迎え安定し,空手専用のトレーニング施設も新たに完成した状況下で,今後東京オリンピック等の大会でメダル獲得を目指しており,選手競技力強化並びに審判員教育が急務である旨の要請が多くありました。
 街には若い人たちが多く見られ,これから発展を予期できるように感じました。空手道に関しても指導体制を一本化し,長期及び短期事業計画を立て,対外対戦を多く経験していくことが必要だと感じました。当方としても,引き続き,親善を含め技術援助に協力してきます。

受講者コメント

  • 先生方には,技術面を含む様々なことを教えていただき,とても勉強になった。私は外国で試合をした経験があるが,今回の指導は今後の試合の中で生かすことができると思った(選手)。
  • 先生方の指導のおかげで,形を正しく理解することができた。今後も,日本人の先生に教えてもらえる機会があればありがたい(選手)。
  • 今回の審判講習会では,ルールを理解することはもちろんだが,それに加えて,はっきりと発声することの重要性を認識できた。講習会の時間がもっとあればよかった(審判)。

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