人の交流
スポーツ・フォー・トゥモロー スロバキアからのカヌー関係者の招へい


概要
外務省は,平成29年度「スポーツ外交推進事業」として,11月1日から7日まで,スロバキアからカヌー連盟会長,選手及びコーチを我が国に招へいしました。滞在中は在京スロバキア大使館表敬の他,日本カヌー連盟の協力を得て,2020年東京大会の競技会場となる葛西臨海公園視察,御岳交流センターや国立スポーツ科学センターでのトレーニング,京都でのオリンピックセミナー等を行いました。この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。
コメント
招へい者コメント
Ivan Cibakスロバキア・カヌー連盟会長
スロバキア・カヌー連盟を代表して,この度の訪日と日本の皆さんの温かなおもてなしに感謝します。
外務省と日本カヌー連盟の協力のお陰で,今回の滞在では様々なスポーツ施設を見学したり,若い選手達と触れ合ったりと,充実した時間を過ごすことができました。2020年に向け,日本とスロバキアの協力がより一層強くなることを期待しています。
選手達のコメント
初来日ではありましたが,2020年東京大会カヌー競技場の建設現場での丁寧な説明,充実したスポーツ科学センターでの実体験,京都セミナーでの若い選手達との交流等,日本での滞在は非常に充実しており,とても良い機会となりました。近年日本ではカヌーの大会がなかったため,なかなか来日する機会がありませんでしたが,いつかまたカヌーの大会で日本に来られればと思います。ありがとうございました。
受入れ側関係者コメント
日本カヌー連盟 専務理事 古谷利彦
オリンピックカヌー競技における日本初のメダリストである羽根田卓也選手が,強化の拠点としたカヌー最強国スロバキアチームとの幅広い交流を通じ,2020年東京大会に向けて,両国カヌー連盟の連携が益々深くなること,両国の相互理解・友好関係が益々促進されることを確信いたしました。
また,ジュニアからの広い世代の皆さんに,スポーツを通じた交流の素晴らしさを実感していただきました。