人の交流

平成29年3月24日
(​ブータンへの卓球指導者派遣 写真1)
(​ブータンへの卓球指導者派遣 写真2)
(​ブータンへの卓球指導者派遣 写真3)

概要

 外務省は、平成28年度のスポーツ外交推進事業として、12月19日から12月26日まで、卓球の指導者7名をブータンに派遣しました。現地では日本人指導者によるレベルの高い指導を求めて集まった競技者、指導者に向けて、連日の実技指導が行われ、どの参加者も真剣にトレーニングに取り組んでいました。また、滞在中には在外公館、現地競技団体の関係者も視察に訪れ、活発な交流が行われました。
 この事業は、日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので、スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

派遣者コメント

渡辺 武弘氏

 今回は、派遣メンバーの多くが出発前から交流事業に大きな関心を持ち、ブータンの卓球のレベルアップ、普及、交流に役に立ちたいというメンバーばかりだったので非常に積極的に献身的に役割を遂行してもらいました。また、訪問した各地における卓球用品の寄贈、指導、交流は訪問先で大変喜ばれました。
 今後、緩やかな足踏みでも構わないので、世界中の卓球発展途上国等へ目を向け、日本卓球界の人的財産を活用し支援していくことが重要であると感じました。

松下 雄二氏

 このような機会を与えて頂いたことに感謝いたします。
 今回の事業は無事に終了いたしましたが、一過性ではこの経験が意味のないものとなってしまいます。事業の必要性を各関係者に伝え、活動の輪を広げていくことが大切です。
 今後も微力ですが、交流、支援事業に協力をしていこうと思います。

矢野 敬之氏

 私は本事業に参加させていただいた者として、今後も国際貢献活動に積極的に参加し、個人レベルではあるが情報発信を行っていきたい。一過性のものとならないよう、本事業が卓球界の国際貢献活動を変える切っ掛けとなれば幸いである。

受講者コメント

ブータン卓球協会

 日本の皆さまより指導を受けたブータンのナショナル選手たちにとって、今回の事業は大きな刺激となった。またパロやプナカといった地方都市では、これまでしっかりとしたスポーツ指導を受けたことがないという子どもが大半であり、地方でのスポーツ普及にも貢献したことと思う。公開エキシビジョンマッチでは、卓球の試合を初めて観たという観客からの反響も高く、卓球をやってみたいという声が多く聞こえた。


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