人の交流

令和2年1月21日
(写真1) 横断幕あり集合写真
(写真2)スポーツクライミング関係者の派遣の様子
(写真3)スポーツクライミング関係者の派遣の様子

概要

 外務省は,令和元年度のスポーツ外交推進事業として,1月17日から21日まで,公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会の協力を得て,同協会関係者含む3名をカンボジアに派遣しました。
 滞在中は,シェムリアップとプノンペンにある施設において,現在設置されているウォール(壁)やホールド(突起物)の状況確認を行い,競技用として活用できるようルート(課題)及びホールドの配置等に関する意見交換や助言を行いました。
 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

派遣者側コメント

公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会 原田佐希 主任

 スポーツ外交推進事業を活用し,カンボジアのスポーツクライミング関係者との情報交換の機会をいただけたことに感謝いたします。カンボジアにおけるスポーツクライミングの可能性を大いに感じました。何より,ユース世代の選手たちが輝いた目でクライミングをする姿はとても印象的でした。
 競技を行うための設備,代表チームや競技スタッフの育成,カンボジア・スポーツクライミング連盟の体制の構築など,カンボジアの関係者とコミュニケーションを図りながら,1つずつ実現させていきたいと思っています。

受講者側コメント

カンボジア・クライミング連盟 セム・サローン 事務局長

 この度は外務省を通じて,日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)の皆様との交流の機会をいただきありがとうございました。
 我々は,若者たちがしっかりしたスポーツクライミングの知識を身に着け,子供の段階から向上心をもって取り組めるように彼らを育てていきたいと思っています。
 また,JMSCAのサポートも得ながら,カンボジアで国際大会が開催できるような設備・体制の構築も目標としています。
 これからもカンボジアのスポーツの発展のため,御助言をいただけるようお願いします。


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